おじぎするマレンゴ

教育についての雑記をほぼ週1ペースで書きます。気になっているテーマは「探究型の学習」「教師教育」

【教室での個別学習チャレンジ① インストラクション】

 

前回の記事の続編のような形になります。

horsefield98.hatenablog.com

 

子どもたちに、思い切って授業のスタイルを変更することを宣言しました。

各クラスの教室で話したことは、こういう感じでした。

 

「今から、授業の仕方を変更します。最初の5分はミニテスト、そして20分は一斉授業のスタイルです。ここで、受験のポイントや時事問題、社会的事象をさまざまな角度から見る視点について話します。」

 

「その後は、班の形にして、個々に作成した『自立学習シート』で自習のような形で取り組んでもらいます。」

 

「クラスの中には、社会が得意な人もいるし、苦手な人もいる。授業が遅いなぁと感じている人もいれば、授業が早いなぁと感じている人もいる。いつも言っているように、いろんな人がいるところが、学校です。違っていて当たり前なんだよね。その違いを受け入れながら、なんとかやっていくことが大切っていう話をしたことがあったよね」

 

「でも、今の一斉授業の形って、その違いを先生自身が大事にしていないんじゃないかな、と思うようになって限界を感じました。」

 

「みんなに補習をしたりフォローしたいけど、塾や部活でみんなも時間ないし、先生たちも、会議や部活動で放課後はほとんどいない。」

 

「今までは、わからないところはノートにまとめて復習をすればわかるよ、なんていうことを先生は言っていたけど、それだけじゃ足りないよね。」

 

「じゃぁ、授業の中で、時間を作ってお互いの違いを活かしていくような授業にしていけばいいんじゃないかな、と思いました。」

 

「家で勉強することと学校で勉強することの大きな違いは、学校には、たくさん教えてくれる仲間がいるということ。誰かに聞くことができるということです。」

 

「得意な子は、周りの子をサポートしたり、自分のペースで先にどんどん進んでもいい。苦手な子は、得意な子に教わったり、先生の助けを求めてもいい。ちょっと前の授業が分からなかったら、そこを戻って復習してもいい。」

 

「このやり方で、どうなるんだろう、って不安に感じる人もいるだろうけど、みんなには力があって、絶対にできるようになるから、一緒に頑張っていこうね」

 

こうして、一斉授業を手放す第一歩が始まっていきました。

 

(②につづく)