おじぎするマレンゴ

教育についての雑記をほぼ週1ペースで書きます。気になっているテーマは「探究型の学習」「教師教育」

【教室での個別学習チャレンジ⑤ 生徒からのフィードバック2回目】

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自立学習シートも書くのが3枚目になりました。

今回から、2点の改善点。

 

①ノートまとめは、「他にやれそうなこと」に入れた。

 前回の記事にも書いたように、ノートまとめが勉強方法として合う生徒も

 いれば、合わない生徒もいる。自分の学び方を見つけて欲しい、という

 メッセージを込めて。

 

②学んだことを活用してみることを「今週必ずやること」に入れた。

 説明するという学び方にチャレンジしてみようということ。

 

 

ふりかえりと面談を週1回必ずできるというのが、本当に貴重。

社会科の授業は中3は、週4コマで、そのうちの1コマを削って、

面談をしていたら、カリキュラムが終わるかどうか心配だけど、

全くそんなことなかった。

 

たくさんの生徒たちに個別に関わることができて、

そういった関わりができることで、信頼感もでてくる。

 

僕は、

「あのクラスはよく発言があるのに、平均点が低いな。」

「あのクラスは規律がしっかりしていて、平均点が高いな。」

と、評価しがちでした。

 

ただ、僕が担任を持っているクラスの生徒たちのことは、

一緒に過ごす時間が長いから、

「この子には、こういう社会の勉強法がいいかなぁ」と、

考える時間が圧倒的に多い。

 

その姿勢が生徒たちにも伝わり、

いつも僕のクラスはたいして勉強できるクラスではないのに、

社会だけ平均点が学年1位。

 

ずっと、この謎が分からなかったけど、つまりはこういうことだったんだ。

ということに気づきました。

 

「学級という単位でとらえるのではなく、一人ひとりの生徒をみる」

「一人の目の前の生徒のことを考えよう」

 

この視点が、授業で抜けていた視点でした。

この視点について、個別学習チャレンジでは、考えるきっかけになります。

 

生徒は、知識をただ吸収する器ではない。

一人ひとりに人生があって、いろんなこと考えていて、

成長する可能性を、たくさんもっている人間なんだ。

 

以下、生徒のふりかえりと面談した内容をまとめてみました。

 

 

(1)良かったこと

  ・たくさんやらなければならないことがあったけど、優先順位を

   つけて実行することができるようになった。

 

  ・ノートまとめをやめて、問題演習を重視する勉強スタイルを選んだ。

 

  ・ついつい友達としゃべってしまった子も、これからは、もっと

   濃い時間の使い方をしようと思うようになった。

   (僕は、「静かにしろ!!」とか怒鳴りません。

    中学校3年生というのもありますが、自然と勉強をしようという

    雰囲気が、育ってきています。)

 

  ・初めて塾のテストで90点を取れて、大喜びの生徒がいた。

   この生徒は、このやり方が始まったとき、難しいと、

   言っていたけど、コツコツチャレンジをしてみた生徒です。

   嬉しそうな表情をみて、嬉しかったなぁ。

 

  ・無理無く勉強を続けることができるようになり、

   一生懸命勉強をしているという感じもない。

   でも、圧倒的に勉強量が増えたし、苦痛じゃない。

   、ということを面談で言ってくれる生徒がいました。

   この生徒は、ゲーム大好き少年なのですが、家でも

   勉強してしまうようになったとか。いいねえ。

 

 

(2)困っていることや改善してほしいこと

  ・やはり前のような授業に戻して欲しい。

   理由は、「不安」だから。先生の話を聞いていれば、それは、

   必ず正しいことだから、一生懸命に聞いていれば、必ず正解を知ることが

   できる。先生が、あまり話さなくなったから、自分が今していることが、

   正解なのかどうか、分からず不安です。授業中に、先生や友達に聞くのが、

   めんどくさくて、塾の先生に聞きに行きます。

 

  ・もっと具体例を知りたい。先生の授業は、具体例がわかりやすくて、

   難しいことも、理解することができた。ポイントは、必ずおさえて

   一斉に授業をしてくれるのは、いいけれども、具体例を教えてください。

 

 

 

----------------以下、主なふりかえりの記述全文です。--------------------

・プリントを埋めたり、ミニテストの合格をしたりなどは、達成できたけど、

 ノートのまとめまでやるとなると、手が回らない。でも、私は、まとめを

 するより問題を解いて実践力をつける方が大事だと考えるので、

 いったんノートまとえは、お休みして、テストまではたくさん

 問題演習をしようと思う。

 

・先週の反省を生かしてやることができた。1日にやる量を増やしてみて、

 大変だったけど、予定通りに取り組むことができたので、よかったです。

 

・授業が短くて、そこまで深いところまでやらないから、自分で調べるのが

 忙しかった。今回のような予定の立て方をすれば、予定どおり進められる

 ことを知った。

 

・今までプリントの書き忘れとかあったけど、予定を立てているからか、

 余裕をもってゆっくりでき、書き忘れ無くできた!

 

・テストに向けてやることがいっぱいありすぎて、混乱した。でも、その

 中で順番をつけてどれが大事なのか考え直したら、勉強がスムーズにできた。

 

・2週間やってみたけど、まだ慣れない。早く慣れたい。

 でも、普通の前みたいな授業にもなってほしい。社会科通信をみて、

 もっと詳しく計画を立てたい。

 

・だんだん慣れてきた。塾のテストで、90点とれたのでうれしかったです!

 

・このやり方に慣れてきたから、けっこうやりやすかった。

 計画がたてやすいから、どれやればよいかわかるから、

 しっかり進められる。計画どおりに進んだ。

 

・計画していたことを決めた日に終わらせられた。

 無理のないように計画すれば、かなりラクでもあり、

 しっかりやれることもやれる。

 

・後半の時間の使い方を、もっと内容の深いものにしたい。